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2020年の新型iPhone 12シリーズは「iPhone 12 mini」「iPhone 12」「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」の4つのモデルが登場。
前モデルのiPhone 11シリーズと比べてデザインが変わるなど、かなり魅力的な仕上がりとなっています。
その中でもiPhone 12とiPhone 12 Proは全く同じサイズということで、iPhone 12シリーズの中ではどちらにするか特に悩む機種です。
この記事ではiPhone 12とiPhone 12 Proのどちらを買うのがおすすめかを実際に使った感想を踏まえて違いを比較します。
両方とも実際に購入して違いを比較しているので迷っている方はぜひ参考にしていください。
iPhone 12は多くの通信会社で購入できるようになっています!
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Contents
iPhone 12シリーズの特徴
まずはiPhone 12シリーズの特徴を簡単にまとめます。
iPhone 12シリーズはスタンダードモデルのiPhone 12と12 mini、ProモデルのiPhone 12 Proと12 Pro Maxに分かれます。
- アルミとガラスのデザイン
- 有機ELディスプレイ
- Face ID
- A14 Bionic搭載
- デュアルカメラ(超広角・広角)
- 5G対応
- iPhone SEよりサイズが小さいiPhone 12 miniが登場
- MagSafe搭載
- iPhone 12が10月23日発売 税込94,380円〜
- iPhone 12 miniが11月13日発売 税込82,280円〜
- 6.1インチ(iPhone 12 Pro)
- Super Retina XDRディスプレイ(有機EL)
- Face ID
- A14 Bionic
- LiDARスキャナー付きのトリプルカメラ
- 5G対応
- 最低ストレージ容量が128GB
- MagSafe搭載
- iPhone 12 Proは10月23日発売 税込117,480円〜
- iPhone 12 Pro Maxは11月13日発売 税込129,580円〜
2020年iPhone 12の最大のポイントはやはり5G対応です。
その他にもカメラ性能のさらなる強化や久しぶりのデザイン変更が大きなポイント。
磁石を活かしたMagSafeも新たに搭載しています。
それぞれの特徴をまとめるとこんな感じ。
iPhone 12シリーズの特徴
モデル | 下位モデル | 上位モデル | ||
名称 | iPhone 12 min | iPhone 12 |
iPhone 12 Pro | iPhone 12 Pro Max |
後継 | 新規 | iPhone 11 6.1インチ |
iPhone 11 Pro 5.8インチ |
iPhone 11 Pro Max 6.5インチ |
サイズ | 5.4インチ | 6.1インチ | 6.1インチ | 6.7インチ |
重さ | 133g | 162g | 187g | 226g |
ディスプレイ | 有機EL 60Hz |
有機EL 60Hz |
有機EL 60Hz |
有機EL 60Hz |
5G | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
CPU | A14 Bionic | A14 Bionic | A14 Bionic | A14 Bionic |
カメラ | 2つ | 2つ | 3つ+LiDAR | 3つ+LiDAR |
手ブレ補正 | 光学式 | 光学式 | デュアル光学式 | イメージセンサーシフト式 |
ストレージ | 64GB 128GB 256GB |
64GB 128GB 256GB |
128GB 256GB 512GB |
128GB 256GB 512GB |
サイズを含めて選択肢が広がるのが良いですね!
iPhone 12の購入はこちら
iPhone 12シリーズ全体の違いを比較した記事はこちらです。
iPhone 12・12 mini・12 Pro・12 Pro Maxを比較!サイズとスペックはどう違う?【iPhone 12シリーズ比較】
iPhone 12と12 Proはどっちがおすすめか
左:iPhone 12、iPhone 12 Pro
この記事ではiPhone 12とiPhone 12 Proを詳しく比較していきます。
どちらがおすすめかは使い方によって異なります。
まずはiPhone 12を選ぶか、iPhone 12 Proを選ぶかのポイントをまとめると以下の通り。
- ディスプレイ→12 Proの方が明るい
- サイズ→全く同じ
- 重さ→iPhone 12が軽い
- CPU→同じ
- メモリ→12が4GB、12 Proが6GB
- カメラ→12 Proは望遠とLiDARスキャナあり
- インカメラ→同じ
- バッテリー性能→同じ
- 通信速度→同じ(5G対応、Sub6のみ)
- 耐水性能→同じ(6mで30分)
- ストレージ容量→12 Proの勝ち
- 価格→同じ128GBモデルで税込17,600円の差額
iPhone 12の方が安い
iPhone 12とiPhone 12 Proの違いはカメラと本体重量・価格が大きなポイントになります。
カメラで選ぶならiPhone 12 Proがおすすめです。
iPhone 12 Proを選ぶメリット
iPhone 12 Proを選ぶメリットはステンレスを使った高級感のあるデザインと、望遠カメラ、LiDARスキャナです。
デザインを除けば違いは全てカメラ関係と言えます。
iPhone 12 Proは、LiDARスキャナで素早いオートフォーカスとナイトモードを使ったポートレート撮影が可能。
ナイトモードを使ったポートレート撮影
また、望遠カメラがあることによって遠くの被写体を撮ることができ、ポートレートモードの精度もiPhone 12より良いです。
ビデオ撮影でもiPhone 12とは違い最大60fpsのDolby Vision対応HDRビデオ撮影を撮影することが可能。
カメラにこだわりがある人は絶対にiPhone 12 Proを選ぶがおすすめです。
- LiDARスキャナでARアプリが快適
- 望遠カメラを搭載(光学2倍)
- 輝きのあるステンレスフレーム
- 60fpsのHDR動画を撮影可能
【iPhone 12 Pro レビュー】カメラが更に進化!実際に使った評価と評判・口コミも紹介
iPhone 12を選ぶメリット
iPhone 12を選ぶ大きなメリットは重量の軽さと価格です。
iPhone 12 Proが128GBからスタートしているのに対してiPhone 12の最低容量は64GB。
1番安いモデルだと差額は21,000円となり、価格差としては感じ方が大きく変わる額になります。
やはり10万円を超えるかどうかの違いは大きく、iPhone 12でも超広角カメラと、広角カメラのデュアルカメラを搭載し、iPhone 12も全てのカメラでナイトモードを使うことが可能。
十分綺麗な写真を撮ることができるので、カメラに大きなこだわりが無ければProモデルを選ぶ必要がないと言えます。
価格と性能のバランスを両立したい方はiPhone 12がおすすめです。
- iPhone 12 Proより25gも軽い
- 価格はProより税込23,100円安い
- カメラ以外はほとんど同じ
- 超広角カメラと広角カメラの画質
- CPU
- ディスプレイサイズ
- バッテリー持ち
- 通信機能と防水性能
- MagSafe対応などの充電関係
- 重量以外のサイズ
iPhone 12とiPhone 12 Proは同じところがかなり多いので、価格重視であればiPhone 12でも十分満足できます。
iPhone 12 レビュー!完成度が高すぎるスタンダードモデルを実際に使った感想を紹介
iPhoneに望遠カメラは必要か?Proモデルを長年使った感想を紹介
おすすめはiPhone 12 Pro
- カメラが好き
- LiDARスキャナでARアプリを使っていきたい
- 128GBを選ぶと差額は税込17,600円に縮まる
- Proモデルは持ってるだけで満足感がある
- Dolby Vision対応HDRビデオ撮影に興味がある
Proモデルは60fpsでより滑らか
超広角カメラと広角カメラはiPhone 12もiPhone 12 Proも全く同じなので画質の差はありません。
それよりも重量が軽いのは本当に快適なので実はiPhone 12はかなりおすすめ。
しかし、やはりProモデルの満足度が高いのと撮影の幅が広がるのでカメラとiPhoneが好きな方はProモデルが良いです。
差額は2年使うと考えればなんとかなる金額なので、後で後悔したくないという方はiPhone 12 Proを選んでおくと間違いありません。
また、実際に在庫が少なく人気なのはiPhone 12 Proでした。
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次は各項目について詳しく比較していきます!
iPhone 12と12 Proのデザインを比較
iPhone 12は5色
続いてiPhone 12とiPhone 12 Proのデザインについて紹介。
iPhone 12シリーズのデザインを一言で言うとiPhone 5のような角ばったデザインです。
iPhoneのデザイン変更は3年ぶりなのでかなり久しぶり。
カラーに関しても今までとは少し違ったラインナップになっています。
- iPhone 5やiPad Proような角ばったデザイン
- ステンレスのフレーム
- グラファイト
- ゴールド
- シルバー
- パシフィックブルー
- アルミのフレーム
- ホワイト
- ブラック
- ブルー
- グリーン
- レッド
- パープル
iPhone 12 Proは高級感のあるステンレス素材がフレームに使われているので、写真を見る限りでもめちゃくちゃカッコイイです。
一方でiPhone 12は航空宇宙産業で使われるレベルのアルミニウム素材が使われています。
高級感で言えばiPhone 12 Proの方が上ですが、それぞれの良さがあるので優劣は付け難いところ。
ステンレスはかなり傷がつくので傷が目立つのが嫌という方はiPhone 12がおすすめです。
背面の質感はマットガラスのiPhone 12 Proが良かったです。
フレームはiPhone 12 Proの方が指紋が目立つけど、背面は12 Proの方が指紋が目立たないです。
iPhone 12と12 Proのサイズを比較
iPhone 12は4つのモデルが登場
本体であればiPhoneを選ぶ上で特に重要と言えるのがサイズの違いなのですが、iPhone 12とiPhone 12 Proは全く同じサイズです。
iPhone 12シリーズ 2020年 |
iPhone 11シリーズ 2019年 |
iPhone 12 Pro 6.1インチ |
iPhone 11 Pro 5.8インチ |
iPhone 12 6.1インチ iPhone 12 mini 5.4インチ |
iPhone 11 6.1インチ |
iPhone 12 Pro Max 6.7インチ |
iPhone 11 Pro Max 6.5インチ |
2020年のiPhone 12シリーズは4種類のラインナップになった。
iPhone SEよりも小型なiPhone 12 miniが注目機種です。
iPhone 12 6.1インチ |
iPhone 12 Pro 6.1インチ |
|
高さ | 146.7mm | 146.7mm |
幅 | 71.5mm | 71.5mm |
厚さ | 7.4mm | 7.4mm |
重量 | 162g | 187g |
iPhone 12とiPhone 12 Proのサイズは全く同じですが重量は25gの違いがあるので、長時間iPhoneを持っていると疲れるという方はiPhone 12の方が良いと思います。
左:iPhone 12 Pro、右:iPhone 12
iPhone 12 Proは望遠レンズとLiDARスキャナが搭載されているだけでなく、ステンレスによる重みもあるので同じサイズ感の他のスマホと比べても重たいです。
望遠カメラなどが不要であれば軽い方が絶対に快適なので、カメラにこだわりがない方はiPhone 12をおすすめします。
iPhone 12 mini | iPhone 12 | iPhone 12 Pro | iPhone 12 Pro Max | |
ディスプレイ | 5.4インチ | 6.1インチ | 6.1インチ | 6.7インチ |
高さ | 131.5mm | 146.7mm | 146.7mm | 160.8mm |
幅 | 64.2mm | 71.5mm | 71.5mm | 78.1mm |
厚さ | 7.4mm | 7.4mm | 7.4mm | 7.4mm |
重量 | 133g | 162g | 187g | 226g |
iPhone 12と12 Proのディスプレイを比較
iPhone 12シリーズは全モデルで有機ELディスプレイを搭載。
なのでiPhone 12とiPhone 12 Proのディスプレイ差はほぼありません。
- 全モデル有機ELディスプレイを搭載
- 更に改良された強度を持つガラスを搭載
- 落下の耐久性は今までの4倍
iPhone 12 | iPhone 12 Pro | |
画面サイズ | 6.1 | |
種類 | Super Retina XDR | |
解像度 | 2,532 x 1,170 460ppi |
|
コントラスト比 | 2,000,000:1 | |
輝度(標準) | 625ニト | 800ニト |
輝度(HDR) | 1,200ニト | |
機能 | True Tone 触覚タッチ Ceramic Shield |
iPhone 12とiPhone 12 Proのディスプレイの違いは標準時の明るさのみ。
ほとんど違いはわからないのでiPhone 12とiPhone 12 Proのディスプレイは同じと考えて大丈夫です。
全モデルに有機ELディスプレイが搭載
iPhone 11はスタンダードモデルのiPhone 11は液晶ディスプレイ、iPhone 11 Proは有機ELディスプレイが搭載されていましたが、2020年新型のiPhone 12は全てのモデルで有機ELディスプレイを搭載。
今までよりもより繊細な表示をすることができるようになっています。
有機ELディスプレイを搭載することによってのメリットは以下の通り。
- ふちの黒い部分が小さくなる
- メリハリのある高画質
- バッテリー持ちが良くなる
- ディスプレイが薄くなる
有機ELディスプレイの搭載によってiPhone 12の縁が小さくなりスタイリッシュになっています!
また、スタンダードモデルのiPhone 12とフラッグシップモデルのiPhone 12 Proが同じディスプレイというのも注目すべき点です。
厳密にはiPhone 12 Proの方が明るくできますが、最大輝度は同じ1,200ニトとなっているので差はほぼありません。
リフレッシュレート120Hzは見送り
iPhone 12シリーズのProモデルはリフレッシュレート120Hzに対応すると言われていました。
しかし、バッテリー持ちの関係からかリフレッシュレート120Hzへの対応は見送られたとのことです。
過去の情報では今年秋リリースのiOS 14に60Hzに制限するオプションが発見されたとのことで、120Hzの対応が噂されていました。
リフレッシュレートが120Hzになると1秒間に表示される情報が多くなり、スクロールした時などにスムーズな移動が可能。
多くのAndroidスマホでは当たり前になりつつあり、僕もGalaxy S20で体験しましたが、確かに画面の流れは速くなった気がしますが、そこまでの差はないので別に無くても良いかなと思います。
バッテリー持ちを重視するために、5Gと120Hzのどちらを採用するか検討されたとの情報もあり、Appleは5Gを選択したようです。
この点もiPhone 12とiPhone 12 Proの性能が思ったより開かなかった一つの要因となっています
ディスプレイの綺麗さは変わらない
左:iPhone 12、右:iPhone 12 Pro
iPhone 12とiPhone 12 Proのディスプレイの違いは標準時の明るさのみでHDR動画再生時はどちらも最高1250ニトの明るさになります。
標準時の明るさを比べてみましたがハッキリとした違いはわからないレベルの差でした。
iPhone 12とiPhone 12 Proのディスプレイは同じと考えても問題ありません。
iPhone 12と12 Proのセキュリティ機能は同じ
iPhone 12シリーズは全てのモデルでFace IDを搭載。
残念ながら噂されていた画面内指紋認証や電源ボタンへの指紋認証搭載はありませんでした。
Proモデルのみ電源ボタンにTouch IDが搭載されればこのように迷う必要はなかったのですが、iPhone 12とiPhone 12 Proはどちらも同じセキュリティ機能です。
セキュリティ機能で迷う必要はありません。
iPhone 12と12 ProのCPUスペックを比較
続いてiPhone 12とiPhone 12 ProのCPUスペックについて紹介します。
iPhone 12もiPhone 12 ProもA14 Bionicを搭載!
A14 Bionicは省電力性にも優れており、コンソールレベルのゲームも快適にプレイができるとのこと。
性能はA13 Bionicとほぼ変わらない内容でしたが、A12 Bionicより40%高速で30%速いグラフィックを実現しています。
左:iPhone 12、右:iPhone 12 Pro
Geekbenchによるスコアはどちらもほぼ同じ。
シグルスコアが1604でマルチスコアが4081となっています。
iPhone 11 Proのマルチスコアよりも16%ほどスコアがアップしており、間違いなくスマホトップクラスの性能です。
左:Galaxy S20、右:iPhone 11 Pro
iPhone 11シリーズに搭載されているA13 Bionicは5Gに対応した2020年モデルのGalaxy S20よりもスコアが上で、AppleのCPUチップはかなり優秀。
iPhone 12シリーズはノートパソコンに匹敵するスピードがあり、CPUスコアでiPhone 12とiPhone 12 Proを迷う必要はありません。
メモリは12 Proの方が上
Apple製品は公式にメモリ量が公開されていませんが、iPhone 12のメモリ量は4GB、iPhone 12 Proのメモリは6GBを搭載しています。
iPhone 12 Proは最大60fpsのDolby Vision対応HDRビデオ撮影ができるようになっていることからも、この辺りが搭載しているメモリのよる違いなのかもしれないですね。
iPhone 12 Proの方が複数のアプリを立ち上げることが可能です!
- iPhone 12→4GB
- iPhone 12 Pro→6GB
次世代通信5Gはどちらも対応
iPhone 12もiPhone 12 Proも同じ5Gに対応しています。
- 全モデル5Gに対応
- アメリカでは全てのモデルでミリ波に対応
iPhone 12シリーズは全モデルで5Gに対応。
日本で発売されるiPhoneはiPhone 12もiPhone 12 ProもSub 6の5Gのみに対応しています。
5Gには種類があります!
- ミリ派→高速通信が可能な28GHz帯
- Sub6→6GHz帯でミリ波より速度は劣るが電波が遠くまで届く
iPhoneが5Gに対応することによって可能になるサービスはまだ発表されていませんが、iPhoneの優れたARを使ったサービスが多く展開されるかもしれません。
通信速度の向上はスマホでできることも飛躍するので期待したいですね。
5Gのポイント
- 超高速通信(4Gの100倍)
- 超低遅延(遅延がないということ)
- 多数同時接続
5Gが本格的にスタートすると通信速度だけではなく、混雑時に回線が混み合って速度が遅くなることも無くなります。
ただし、日本のほぼ全域をカバーするのは2024年になると言われているので、今のところ急いで5G対応iPhoneを買う必要はありません。
5Gスマホはいつから使える?普及すると変わることをわかりやすく解説
iPhone 12と12 Proのカメラ性能を比較
iPhone 12とiPhone 12 Proの大きな違いはカメラです。
iPhone 12のカメラ情報をまとめます。
- より明るいF1.6のレンズを搭載(全モデル)
- 全てのカメラ(超広角カメラ)でナイトモード搭載(全モデル)
- LiDARスキャナ搭載(Proモデルのみ)
- センサーシフト式の手ブレ補正搭載(Pro Maxのみ)
全モデルで広角カメラに明るいF1.6のレンズを搭載
iPhone 12シリーズでは広角レンズのF値が、iPhone 11シリーズのF1.8よりも更に明るいF1.6になっています。
明るいレンズを搭載することにより、今まで以上に暗い場所での写真が綺麗になることが期待できます。
このレンズに関しては全モデル共通。
そしてiPhone 12 ProとiPhone 12の広角で撮った写真を比較しましたが画質の差はありませんでした。
超広角カメラで撮った写真も比較しましたが、違いはなかったです。
iPhone 12 ProとiPhone 12のカメラ違いは、カメラの数とLiDARスキャナだけということになります。
全てのカメラでナイトモード搭載
左がナイトモード
iPhone 11で初搭載されたナイトモードは暗い場所でも明るく撮れるかなり便利な機能です。
しかし、超広角カメラでは使用することができませんでした。
iPhone 12シリーズでは全ての機種で搭載する全てのカメラでナイトモードが使えるとのこと。
超広角の画角を活かした綺麗な夜景写真が取れます。
望遠カメラやポートレートモードを使わないという方はiPhone 12で本当に十分です。
ProモデルのみLiDARスキャナ搭載
iPhone 12 Proでは新たに深度測定に使用するLiDARスキャナを搭載。
暗い場所でのオートフォーカスが早く、ナイトモードでポートレート撮影ができるようになっています。
iPhone 12 ProはLiDARスキャナによって暗い場所でもポートレート撮影(背景をボカせる)が可能。
iPhone 12と同じカメラのiPhone 12 miniで撮った写真を比較すると明るさが大きく違うのがわかります。
使用する機会は多くないですが、iPhoneをカメラの変わりとして使う場合はProモデルがおすすめ。
あとはLiDARスキャナを搭載しているProモデルの方が計測アプリなどのARアプリの起動が格段に速いです。
iPhoneのLiDARスキャナとは?何ができるのかをわかりやすく解説
12 Proの方がポートレートの精度が良い
LiDARスキャナの効果ではないようですが、iPhone 12 Proの方がポートレート撮影の精度が良いです。
上の写真の赤い丸に注目して欲しいのですが、iPhone 12では上手くボカせていない部分もiPhone 12 Proはしっかりと切り取ることができています。
iPhone 12 Proはおそらく望遠カメラがあることで、より多くの情報を取得することができ、ポートレートの精度がiPhone 12よりも高いです。
iPhone 12 / 12 Proはストローがボケない
iPhone 12シリーズはA14 Bionicの高度な演算によって、これまでよりもポートレートの精度が上がっていますが、iPhone 12 ProとiPhone 12では精度が違うということも参考にしてください。
これはスペックではわからないことなので、選ぶ際のポイントとなると思います。
12 Pro Maxはセンサーシフト式の手ブレ補正搭載
この記事での比較では直接関係ないですが、iPhone 12 Pro Maxはミラーレス一眼カメラで使われるセンサーシフト式の手ブレ補正を搭載。
実際にセンサーが動くことによって、より手ブレを抑えた動画などを撮影できるようになっています。
iPhone 12シリーズのカメラ性能をまとめると以下の通り。
iPhone 12 6.1インチ |
iPhone 12 Pro 6.1インチ |
iPhone 12 Pro Max 6.7インチ |
|
超広角カメラ | 1200万画素 F2.4 |
1200万画素 F2.4 |
1200万画素 F2.4 |
広角カメラ | 1200万画素 F1.6 |
1200万画素 F1.6 |
1200万画素 F1.6 |
望遠カメラ | – | 1200万画素 F2.0 光学2倍 |
1200万画素 F2.2 光学2.5倍 |
LiDARスキャナ | – | ◯ | ◯ |
手ブレ補正 | 光学式 | デュアル光学式 | センサーシフト式 |
光学ズーム | 2倍 ズームアウト |
4倍 ズームレンジ |
5倍 ズームレンジ |
デジタルズーム | 5倍 | 10倍 | 12倍 |
主な機能 | ・ナイトモード ・Deep Fusion ・スマートHDR 3 ・ポートレートモード ・Dolby Vision対応 HDRビデオ撮影 |
・ナイトモード ・Deep Fusion ・スマートHDR 3 ・ポートレートモード ・Apple ProRAW ・ナイトモードポート ・Dolby Vision対応 HDRビデオ撮影 |
iPhoneのカメラ性能を比較!カメラと価格で選ぶなら16がおすすめ
iPhone 12と12 Proのバッテリー持ちを比較
バッテリーはiPhone 12 Proに関してはiPhone 11 Proよりも電池持ちが悪くなっています。
その他のモデルに関しては公表値では変わりません。
また、サイズが1番小さいiPhone 12 miniのバッテリー持ちが1番悪いです。
iPhone 12とiPhone 12 Proの電池持ちは同じ、バッテリー容量も全く同じ。
ただし、iPhone 12はアルミ素材なので熱の放散がiPhone 12 Proより優れているので、iPhone 12の方がバッテリー持ちが良い場合があります。
iPhone 12 | iPhone 12 Pro | |
ビデオ再生 | 17時間 | 17時間 |
ビデオ再生 ストリーミング |
11時間 | 11時間 |
オーディオ再生 | 65時間 | 65時間 |
充電機能 | 高速充電 ワイヤレス充電 MagSafe |
高速充電 ワイヤレス充電 MagSafe |
付属充電器 | なし | なし |
12シリーズはMagSafeを搭載
iPhone 12シリーズは全てのモデルで磁力で本体に引っ付くMagSafeが新たに搭載。
今までのワイヤレス充電に対応しつつ、より改良された形で様々なアクセサリーが使えるようになるとのこと。
Apple Watchのように磁石で引っ付けることができるで、ワイヤレス充電が今までよりも簡単に行えるようになります。
Appleの発表会ではこのようなアクセサリーが紹介されていました。
何がある?iPhoneのMagSafe対応おすすめアクセサリーまとめ!
iPhone 12と12 Proの価格とストレージを比較
Proモデルは最低ストレージ容量が128GBにアップしており、昨年のiPhone 11 Proと同じ価格。
一方でiPhone 12はiPhone 11発売時の価格より11,000円高くなっています。
有機ELディスプレイが搭載されるなど、スペックは大幅にアップしていますが価格が高くなっているのは残念ですね。
ちなみにiPhone 12 miniの価格がiPhone 11発売時の価格と同じです。
iPhone 12とiPhone 12 Proとの差額は21,000円ですが、同じ128GBで比較すると差額は16,000円。
- LiDARスキャナ
- 望遠カメラ
- 背面のマットガラス
- 高級感のあるステンレスのフレーム
以上が差額のポイントとなるので、差額以上の価値があると感じた方はiPhone 12 Proを購入するのがおすすめです!
(税込) | iPhone 12 mini | iPhone 12 | iPhone 12 Pro | iPhone 12 Pro Max |
64GB | 82,280円 | 94,380円 | – | – |
128GB | 87,780円 | 99,880円 | 117,480円 | 129,580円 |
256GB | 99,880円 | 111,980円 | 129,580円 | 141,680円 |
512GB | – | – | 153,780円 | 165,880円 |
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iPhone 12と12 Proの違いを比較によくある質問
決定的な違いは何?
iPhone 12 ProはLiDARスキャナと望遠カメラを搭載しているのが大きな違いで、その他はデザインと重量、メモリ容量が異なるぐらいです。
価格差の価値はある?
LiDARスキャナによって計測アプリなどのARを使ったアプリの起動が格段に早く、ポートレートモードの精度も向上しているのでARアプリとカメラにこだわりたい方は差額以上の価値は十分あります。
動作速度の違いはある?
一応、iPhone 12 Proの方がメモリ容量が多いですが同じA14 Bionicを搭載しているので使っていて差を感じるほどの違いはありません。
iPhone 12でも満足できる?
iPhone 12は有機ELディスプレイを搭載し、全てのカメラでナイトモードが使えるなどProモデルと遜色ないレベルで進化しています。特にこだわりがなければiPhone 12でも十分過ぎる性能なので絶対に満足できます。
まとめ
iPhone 12とiPhone 12 Proはどちらがおすすめかをまとめました。
僕はカメラ好きなのと64GBのストレージでは少し足り苦しいので、差額16,000円であればiPhone 12 Proが良いです。
iPhone 12 Proは最低容量が128GBなので、iPhone 12で128GBを選ぶなら差額が16,000円に縮まります。
あとは実際にProモデルを使っていると、Proモデルを持っているという満足感もあるので差額分の価値は十分あると思います。
どちらを買うか迷っている方はぜひ参考にしてください。
また、小さいiPhoneが欲しい方は最新モデルを安く買いたいという方は発売日が少し後にはなりますがiPhone 12 miniがおすすめ。
iPhone 12 miniはiPhone SEよりも小さいですが、画面サイズが大きいので使いやすいと思います。
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