同じiPhoneを長く使いたい方にとって気になるのがバッテリーの問題についてですよね。
バッテリーは使用していると段々と性能が低下してきて、バッテリー持ちが悪くなってきます。
この記事では同じ端末を長く使うと気になるバッテリーについて
- iPhoneのバッテリー交換費用
- iPhoneのバッテリー交換方法
- バッテリー交換と新品購入どちらがいいのか!?
以上の内容を中心に紹介します。

iPhoneのバッテリー交換費用
現在のiPhoneバッテリー交換に掛かる費用は以下の通りです。
モデル | Apple 製品限定保証 または AppleCare+の保証対象 | 保証対象外 |
iPhone 12 Pro Max iPhone 12 Pro iPhone 12 iPhone 12 mini iPhone 11 Pro Max iPhone 11 Pro iPhone 11 iPhone X iPhone XS iPhone XS Max iPhone XR | 0円 | 7,400円 |
iPhone SE(第2世代) iPhone 6、iPhone 6 Plus iPhone 6s、iPhone 6s Plus iPhone 7、iPhone 7 Plus iPhone 8、iPhone 8 Plus その他のモデル | 0円 | 5,400円 |
料金は以上です。端末によって料金が異なりますが思ったより安いのではないでしょうか。
修理代金がビックリするぐらい高額なのでそれに比べるとバッテリー交換は手軽に行うことができます。
関連iPhoneにAppleCare+は必要か!?保証内容と損得を徹底解説!
Apple製品限定保証のバッテリー交換
Apple製品限定保証はiPhoneを購入すると無料で付いてくる1年保証のことです。
ただし、製品上の欠陥によるバッテリー不具合は無料交換の対象となりますが、通常使用による劣化は保証対象外です。
保証状況やサービス期間についてはこちらで確認が可能です。
参考 保証状況の確認Apple公式AppleCare+の保証対象のバッテリー交換
AppleCare+はiPhoneの購入日から30日以内で購入できる有料の保証サービスです。
AppleCare+に入会すると以下のサービスを受けることができるようになります。
AppleCare+保証サービス
- ハードウェア製品限定保証が1年から2年に
- 無償電話サポートが90日から2年に
- 画面修理が1回3,700円(税別)※2回まで
- 画面以外の修理は1回につき12,900円(税別)※2回まで
- Apple専任スペシャリストへのチャットまたは電話による優先アクセス
- エクスプレス交換サービス
関連iPhoneにAppleCare+は必要か!?保証内容と損得を徹底解説!
AppleCare+に加入しているとバッテリーの蓄電容量が本来の80%未満に劣化した場合に無料で交換してもうらうことができます。

バッテリー状態の確認方法
iOS 11.3からiPhoneの設定アプリでバッテリー状態を確認できるようになっています。
バッテリー交換の目安になるので是非確認してみてください。
設定アプリを開きます
最大容量を確認するとバッテリーの状態を確認することができ、これが80%以下であればAppleCare+のバッテリー無料交換に該当します。
通常の利用方法だとフル充電を500回繰り返すと最大容量が80%になるように設計されています。
iPhoneのバッテリー交換方法
iPhoneのバッテリー交換は正規サービスを利用する場合以下の2つの方法があります。
- 持ち込み修理
- 配送修理
それぞれ特徴があるので自分に合う方を選択してください。

持ち込みの特徴
- Apple StoreまたはApple正規サービスで交換可能
- バッテリーの在庫があれば当日1時間程で交換可能
- 在庫がない場合は5日ほど掛かる
持ち込み修理の場合はApple Store直営店や正規サービスプロバイダーへ直接持ち込んで交換してもらいます。
持ち込みだとその場ですぐに交換が可能な場合と後日になる場合があります。事前に確認しておくと良いです。
- iPhoneをバックアップする
バッテリー交換時に初期化する為バックアップは必ず必要です。iTunesに接続して『今すぐバックアップ』を行いましょう。
配送修理の特徴
- 自宅で全てが完結する
- 時間は申し込みから5日程
- 初期化やSIMカードの取り外しが必要など手間が掛かる
持ち込みと違ってSIMカードの取り外しを行う必要があるなど手間が掛かります。
バックアップ、iPhoneの初期化、SIMカードの取り外し、ケースの取り外しを行う必要があり、近くにApple Storeやサービスプロバイダがない場合は有効ですが、持ち込みの方がメリットが大きいです。
- iPhoneをバックアップする
- Apple Watchをペアリングしている場合はペアリングを解除
- Suicaを登録している場合はWalletアプリから削除
- iPhoneを初期化
- SIMカードの取り外し
- ケースを取り付けている場合はケースを外す
iPhoneを取り替えるという意識で準備する必要があります。iPhoneが手元にない期間が増えるのでできる限り持ち込みでのバッテリー交換がおすすめです。
バッテリーが低下すると買い替えるべき?
先ほども紹介しましたが現在は通信と端末価格の分離プランなのでスマホを2年で買い替えるという使い方は終わりました。
今までと同じ料金でiPhoneを使うのであれば4年周期での買い替えがポイントになるのです。
バッテリーが低下すると起こること
バッテリーが低下すると主に以下のことが起こります。
- 充電の持ちが悪くなる
- CPU性能にも影響がある
スマホを使う人にとってはかなり不便な思いをすることになり、私はiPhone 6を4年間使った経験がありますが、バッテリーの持ちとアプリの動作の重さがかなり目立つようになりました。
実際にバッテリー交換前とバッテリー交換後のCPUベンチマークを比較するとバッテリー交換後の方がスコアが上がっているので、バッテリー性能はCPUにも影響を及ぼすことがわかります。
iPhoneを4年間使うのであればバッテリーは無視できない問題なのです。
おすすめのバッテリー交換時期は2年
今までは大きな端末割引があったので他のスマホと比べてiPhoneが特別高く感じませんでしたが、端末割引がほぼ無いと言える現在はiPhoneはかなり高いです。
以前のように毎年格段に性能が上がる訳では無いので、iPhoneは4年周期で買い替えるのがおすすめです。
関連iPhoneの買い替えはいつがお得?ベストなタイミングと寿命まとめ
例えばiPhone 6sに搭載されているA9チップと比較すると以下の通りになります。
CPU性能 | グラフィック性能 | |
A10 Fusion (iPhone 7) | 40%向上(1.4倍) | 50%向上(1.5倍) |
A11 Bionic (iPhone 8) | 75%向上(1.75倍) | 95%向上(1.95倍) |
A12 Bionic (iPhone XS) | 100%向上(2倍) | 193%向上(2.93倍) |
グラフィック性能は年々50%程向上していますが、CPU性能に関してはそこまで変わりません。
性能面に関しては4年周期の買い替えでも十分に使えるので購入後2年でバッテリーの交換をするのがおすすめです。
iPhone 12 Proを2年で買替る場合と 2年でバッテリーを交換し4年使う場合の比較 | ||
2年で買替 | 4年で買替 2年でバッテリー交換 | |
端末価格 (iPhone 12 Pro128GB) | 106,800円 | 106,800円 |
バッテリー交換 | 0円 | 7,400円 |
月々支払額 | 4,450円/月 (24ヶ月) | 2,379円/月 (48ヶ月) |
もちろん2年周期で買い替える方が快適なのは間違い無いですが金額がこれだけ違います。
金額面で考えると4年周期で端末を買い替えて、2年でバッテリー交換をするのが快適に使えてお金も節約できる最善策と言えます。


まとめ
バッテリーの交換費用と方法、新品を買い替えるのとバッテリー交換するのどちらがお得かを紹介しました。
- バッテリー交換→持ち込みがおすすめ
- 交換周期→2年がおすすめ
- 買替と交換→4年で買替、2年でバッテリー交換がおすすめ
以上です。
2年周期で端末を買い替える場合はバッテリー交換は不要だと思いますが、4年で買い替えるなら購入から2年程バッテリー交換を検討してみてください。
その際の目安はバッテリー状態の確認を行い容量が80%付近になって入れば検討するのが良いです。
また、バッテリーは正規サービス以外での交換も可能ですがiPhone 7以降のiPhoneは防水となっているので正規サービスを利用するのが安心です。価格もかなり高いということではないので正規サービスがおすすめです。
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