ここ最近のiPad Proは約1年半の周期で新型が登場しており、2021年新型iPad Proは2021年前半に登場すると言われています。
今でも十分すぎる性能と使いやすいデザインのiPad Proですが、新型はどんな進化を遂げるのか気になりますよね。
この記事では新型iPad Pro(2021)について発売日やスペック等の噂を紹介します。
これからiPad Proを買おうと思っている方は待った方が良いのか等気になると思うので、ぜひ参考にしてください。
- 新型iPad Pro(2021)の発売日等の噂
- 新型iPad Pro(2021)の最新情報
- iPad Proのスペック
新型iPad Proの最新情報
まず最初に新型iPad Proの情報をまとめると以下の通りです。
- 日本時間:4月21日午前2時から発表
- CPUがA14X Bionicに進化
- メモリは8GBを搭載
- 5G通信に対応
- ミニLEDディスプレイを搭載
当初は3月に発売されると思われていましたが、発売されずいつ発売されてもおかしくはないという感じ。
スペックに関しては2020年に発売されたiPad Proからデザイン等は変わらないようですが、CPUが強化されるのと、ミニLEDディスプレイの搭載が注目ポイントです。
それぞれについて詳しく紹介していきます。
CPUがA14X Bionicに進化
最近のApple製品はとにかくCPUチップの進化が凄いです。
最近だとMacBook AirとMacBook Proに新たに搭載されたM1チップが話題となりましたが、iPad ProのCPU性能にもかなり期待できます。
2020年に発売されたiPad ProのGeekbench 5で測定したベンチマークスコアはシングルスコアで1125、マルチスコアで4668となっています。
前モデルと比較すると僅かな性能アップに止まっていましたが、今回はA14X Bionicとナンバリングが変わることもあり、大幅な性能アップに期待したいところです。
メモリは8GBを搭載する
Appleはメモリについて公開していませんが、2020年に発売されたiPad Proは全モデル6GBのRAMが搭載されているとのことです。
そして、2021年に発売が噂される新型のiPad Proは8GBとのメモリを搭載すると言われています。
iPad Proはトラックパッドやマウスに対応したことにより、パソコンと同等の作業が可能になりました。
さらにフォルダやSafariもMac版と同じ使い方ができるので持ち運びのパソコンとしても十分使えます。
メモリが増えることにより、より重たいアプリを快適に使用することができるので、2021年の新型iPad Proはよりパソコンに近づく感じになりそうです。
5G通信に対応
AppleのデバイスとしてはiPhone 12シリーズが初めて5Gを搭載しました。
iPadではiPad Proが初めて5Gに対応する見込みで、今後は全ての端末が5Gに対応していくとのことです。
また、日本版のiPhone 12シリーズはSub6のみの対応でミリ波には対応していません。
iPad Proがどうなるかはわかりませんが、iPhone 12シリーズ同様に日本版はSub6のみの対応になりそうです。
Sub6は従来の4Gに近い周波数帯で電波が遠くまで届き障害物の影響を受けにくいです。
一方で5Gのメリットによく挙げられる超高速通信はミリ波と呼ばれる高周波数帯の電波です。
ミニLEDディスプレイを搭載
新型のiPad Proで一番期待されているのが「ミニLEDディスプレイ」の搭載です。
このディスプレイは次期MacBook Proにも搭載されると言われており、有機ELディスプレイを超えるディスプレイとして注目されています。
- 液晶と有機ELディスプレイの良いとこ取り
- 画面の黒い部分だけバックライト消灯
- 省電力が期待できる
- 焼き付きの恐れがない
- コントラストが高い
有機ELディスプレイは素子一つ一つが発光するので、黒い部分は発光させないことができ、真の黒を表現することが可能ですが、大画面化が難しく画面焼けが発生しやすいデメリットがありました。
一方でミニLEDディスプレイは部分駆動技術と組み合わせて黒い部分だけバックライトを消灯させることが可能。
有機ELディスプレイのメリットである黒の綺麗な表現が可能になり、全体のLED個数が増加するのでコントラストを高くすることもできます。
まさに有機ELと液晶ディスプレイの良いところだけを取ったようなディスプレイだと期待されています。
コストが高いというデメリットがありますが、Proモデルの新型iPad Proにピッタリのディスプレイです。
最新の情報では12.9インチモデルのみミニLEDディスプレイを搭載するとのことです。
デザインは変わらない
画像出典:apple.com
Apple製品の新型が登場する時はデザインがどう変わるかも気になるところですが、新型のiPad Proのデザインは変わらないようです。
しかし、スピーカー用の穴が従来より2/3ほど小さくなる他、背面カメラのレンズカバーの出っ張りがなくなる可能性があるとのこと。
細かい違いですが少しスマートな印象になりそうです。
新型iPad Proの発売日
新型iPad Proは日本時間の2021年4月21日午前2時から開催される発表会で発表されます。
発売日は不明ですが、Apple製品は発表会終了直後に予約開始。その1週間後に発売というケースもあります。
正確な日にちは現在のところわかりませんが、発表されて直ぐに発売される傾向にあるので、早ければ4月中、遅くても5月には発売されるはずです。
- 2020年3月18日
- 2018年10月30日
- 2017年6月5日
- 2016年3月21日
- 2015年9月9日
iPad Pro(2020)と比較
2020年3月に発売されたiPad Pro(第2世代)と2021年4月に発表される新型iPad Proの予想スペックを比較表にまとめました。
11インチiPad Pro (第3世代) | 11インチiPad Pro (第2世代) | |
発売日 | 2021年3月 | 2020年3月 |
ディスプレイサイズ | 11インチ | 11インチ |
ディスプレイ | ミニLEDディスプレイ | Liquid Retina |
ロック方式 | Face ID | Face ID |
CPU | A14X Bionic | A12Z Bionic |
メモリ | 8GB | 6GB |
Apple Pencil | 第2世代 | 第2世代 |
キーボード | Magic keyboard Smart Keyboard Folio Bluetoothキーボード | Magic keyboard Smart Keyboard Folio Bluetoothキーボード |
バッテリー | ネット利用最大10時間 | ネット利用最大10時間 |
スピーカー | 4スピーカー | 4スピーカー |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax Wi-Fi 6対応 | 802.11a/b/g/n/ac/ax Wi-Fi 6対応 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
コネクタ | USB-C | USB-C |
センサー | LiDARスキャナ Face ID 3軸ジャイロ 加速度センサー 環境光センサー 気圧計 | LiDARスキャナ Face ID 3軸ジャイロ 加速度センサー 環境光センサー 気圧計 |
カラー | シルバー スペースグレー | シルバー スペースグレー |
大きな変化がないので、スペック表にまとめると違いはあまり感じないですね。
iPad Proは完成されすぎているので、大きなサプライズは期待できないと思います。
新型iPad Proまとめ
画像出典:apple.com
正直、僕自身はiPad Airが登場したことにより、iPad Proに魅力は感じていません。
またM1チップを搭載したMacBook AirとMacBook Proが魅力的すぎるので、iPad Proを買うならMacBook Airを買うかな〜という感じで、絵を書く場合はApple Pencil(第2世代)が使えるiPad Air(第4世代)で良いかなと思っています。
iPad Proは本当に高いですし、新型の噂を見る感じでは処理性能アップとディスプレイの進化がメインのようなので、iPad Pro 11インチ(第1世代)で満足している僕にはかなりオーバースペックです。
ということで、いつもより注目度は高くないですが、イラストを楽しみたい方や、パソコンを必要としないけどクリエイティブな作業をしたい方にはiPad Proは最適なので、ぜひ新型のiPad Proを待ってみてはいかがでしょうか。
この記事では新たな情報がわかり次第更新していきますので、ぜひチェックして頂けるとありがたいです。
以上。「2021年新型iPad Proの最新情報まとめ!発売日とスペックはどうなる?」でした。




