iPadを購入する時に迷うのがどの容量のモデルを購入するかではないでしょうか。
現在のiPadは全部4つのタイプ(iPad、iPad mini、iPad Air、iPad Pro)があります。
iPhoneと同じでiPadも後からストレージ容量を増やすことができないので、音楽やアプリ、写真や動画などを保存していくとどんどん容量を圧迫。
容量がギリギリになったiPadはかなり不便な思いをしてしまうことになるので、容量選びは非常に大切です。
この記事では各モデルのおすすめストレージ容量について紹介します。
iPadのストレージ容量選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。
iPad各モデルの特徴とストレージ容量をチェック
まず初めにiPadのモデルごとの特徴とストレージ容量について簡単に紹介します。
iPadは使い方によって細かく選択できるのも特徴で、それぞれ用意されているストレージ容量も異なります。
iPad Pro
出典:Apple公式サイト
現在のiPad Proは2020年に発売され12.9インチと11インチの2種類があります。
ノートパソコンに匹敵するスペックと距離が測定できるLiDARスキャナを搭載したまさにプロの名に相応しいiPad。
価格は高いですがクリエイターなどのプロにも愛用されるモデルです。
- 128GB
- 256GB
- 512GB
- 1TB


iPad Air
出典:Apple公式サイト
2020年9月に発表されたばかりのiPad Airはデザインがフルモデルチェンジ。
待望のApple Pencil 第2世代が使えるようになったり、最新のA14 Bionicが搭載されるなど注目度が高いモデルです。
iPad Proとほぼ同等のスペックですが価格が安いのでコスパも良いです。
- 64GB
- 256GB

iPad
出典:Apple公式サイト
iPadはiPad(無印)などと言われており、最新モデルは2020年9月に発売されています。
機能面で劣るところはありますが、iPadシリーズの中で価格が1番安いのが特徴。
その為ストレージ容量でも唯一32GBがあります。
iPadで作業をするというより、動画やネットを楽しみたい方向けのiPadです。
iPadの特徴とおすすめ用途
- 32GB
- 128GB

iPad mini
出典:Apple公式サイト
iPad miniは片手で持てるサイズ感が大人気のiPadです。
最新モデルは2019年に発売された第5世代。
サイズは小さいですがApple Pencilを使ったイラストもできるので、小さいながらもiPadの魅力が詰まったモデルです。
- 64GB
- 256GB

iPadの容量ラインナップと価格
現在Apple Storeで購入することができるiPad(Wi-Fiモデル)のストレージ容量と価格を表にまとめました。
iPad Pro 12.9 | iPad Pro 11 | iPad Air | iPad | iPad mini | |
32GB | – | – | – | 34,800円 | – |
64GB | – | – | 62,800円 | – | 45,800円 |
128GB | 104,800円 | 84,800円 | – | 44,800円 | – |
256GB | 115,600円 | 95,600円 | 79,800円 | – | 62,800円 |
512GB | 137,800円 | 117,800円 | – | – | – |
1TB | 159,800円 | 139,800円 | – | – | – |
iPadはモデルによって選択できるストレージ容量が異なるので表に並べるとかなり幅があるのがわかるかと思います。
また、iPad AirとiPad miniは64GBの次がいきなり256GBとなっており、その差は4倍です。
せめて2倍の128GBを用意してくれよって思いますが、これは販売戦略なのかもしれないですね。

モデル別iPadのおすすめストレージ容量
それではiPadのモデル別おすすめストレージ容量を紹介します。
iPad Proは128GBがおすすめ
iPad Proは1番容量が小さい128GBモデルがおすすめです。
というのもiPadで動画を撮ることはほとんどないので、意外とiPadの容量は圧迫されません。
さらにiPad Proは最低容量が128GBと元々容量が大きいので、これ以上大きな容量を選ぶ必要はないです。というかiPad Proは価格が高いので、容量はできる限り小さいモデルを選ぶのが良いです。
また、iPad ProはUSB-Cを搭載しているので、外付けSSDを使うことも可能。
もし大容量データを保存することがあっても外付けSSDで対応可能です。
外付けSSDであれば1TBでも1万円ほどで買えるので、iPad Proは1番小さい容量を選んで、必要に応じて外付けSSDを使うのがおすすめです。

iPad Airは64GBがおすすめ
出典:Apple公式サイト
iPad Airも1番容量が小さい64GBがおすすめです。
64GBだと少し不安かもしれませんが、iPad Airは第4世代からUSB-Cポートを搭載。
iPad Pro同様に外付けSSDを接続することができるようになりました。また、イラストや写真データはデータ量が小さいので、動画編集をしないのであれば64GBでも十分。
動画編集で足りない場合は外付けSSDを利用できるので、価格が安い64GBがおすすめです!
- 64GB→64000MB
- 実質使えるデータ量58GB
- 写真1枚の目安1.25MB
- フルHD動画「1,080p HD/30 fps」→約60MB/1分
- 4K動画「4K/60 fps」→約400MB/1分
64GBのうち絶対に必要なOSのデータ量などがあるので、実際に使えるデータは58GBほどですが、iPadで動画を撮る機会はほとんどないので、64GBあれば十分です。
iPadは128GBモデルがおすすめ
出典:Apple公式サイト
iPadは一番小さい容量が32GBとなっていますが、正直32GBは少なすぎて必ずストレスを感じることになります。
自宅でインターネットや動画を見ることにしか使わないのであれば、32GBでも大丈夫ですが、漫画を入れたり、動画配信サービスでダウンロードした動画を外出先で見る場合や、iPadでゲームをする場合は32GBはやめた方が良いです。
iPadの場合は差額1万円で4倍の128GBモデルを買うことができるので、外出先での利用も考えているなら128GBがおすすめです。
本当はiPadこそ64GBモデルがあると良いのですが、多分iPad AirやiPad miniと差別化を図る為の販売戦略なんだと思います。

iPad miniは64GBがおすすめ
iPad miniはLightning端子なので外付けSSDを繋ぐことはできませんが64GBがおすすめです。
iPad miniの大きさで動画編集は不向きなのと、文章作成やイラストデータであれば64GBで十分。
さらに外出用に数本分の映画をダウンロードしたとしても6GBほどです。
僕がデータ容量を選ぶ時に重視するのがその端末で動画を撮ることがあるかどうかで、動画を撮らないのであれば意外とデータ量って余ることが多いです。
それほど動画はたくさんのデータ量を必要とするのですが、iPad miniはサイズ的にも動画編集には不向きなので64GBモデルで十分と言えます。

iPadストレージ容量の選び方まとめ
この記事ではiPadのおすすめストレージ容量のついて紹介しました。
最後に選び方のポイントをまとめるとこんな感じ。
- 基本的に1番容量が少ないモデルで十分
- 32GBは少なすぎるので選ばない
- 動画編集をするなら1つ上の容量がおすすめ
- 後から容量を増やすことはできないがiPad ProとiPad Air(第4世代)は外付けSSDを繋ぐことができる
- 動画編集をしないのであれば64GBで十分
- テキストデータや写真はデータサイズが小さい
結局はどういう使い方をするのかによって、おすすめの容量や適切な容量は変わってきます。
ぜひ自分の使い方を整理して、適切なストレージ容量を選んでください!
iPadは後からストレージ容量を増やすことができないのと、高い買い物になるので、最初が肝心です。
また、iPadの寿命は長くても4年ほどなので、大きすぎる容量は無駄になってしまいます。あまり余裕を見すぎるのも損することになるので注意してください。
- 64GB→64000MB
- 128GB→128000MB
- 実質使えるデータ量は全容量から6GB引く
- 写真1枚の目安は1.25MB
- フルHD動画「1,080p HD/30 fps」は約60MB/1分
- 4K動画「4K/60 fps」は約400MB/1分
以上。「iPadのストレージ容量はどれがおすすめ?モデル別の選び方を解説」でした。
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