新築を検討中の方は気をつけて!家のLANケーブルで配線で失敗したこと

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最近の家はコンセントと同じように部屋にLANコンセントを設置する場合も多いと思います。

僕自身もネットが好きなので安定した速い通信が必要と思われる箇所にはLANケーブルを配線しました。

しかし、LANケーブル配線は意外と奥が深く、新築して一番失敗したことの一つとも言えます。

この記事では家のLANケーブル配線で失敗したこと、これから新築する人には気をつけて欲しいことを紹介します。

家のLANケーブル配線で失敗したこと

我が家は一条工務店のi-smartで新築中です。

LANケーブル配線で失敗したことをまとめると以下の通り。

失敗したこと
  • 規格が古い(カテゴリ5e)
  • 複合配線で後から取替が不可
  • LAN配管(空配管)がない

それぞれの失敗点を詳しくまとめます。

LANケーブルの規格が古い

あまり知られていませんがLANケーブルには規格があり、カテゴリによって通信速度が異なります。

簡単にまとめると以下の通り。

最大通信速度 伝送帯域
カテゴリ5e 1Gbps 100MHz
カテゴリ6 1Gbps 250Mhz
カテゴリ6A 10Gbps 500MHz
カテゴリ7 10Gbps 600MHz
カテゴリ8 40Gbps 2000MHz

一条工務店を含めてほとんどのハウスメーカーが何も言わなければカテゴリ5eのLANケーブルが配線されます。

カテゴリ5eはかなり昔の規格で、今でも十分に使えますが家は何十年も住む物なので流石に不安ですね。

一条工務店はオプションでカテゴリ6Aに変更することができますが、1ヶ所につき+9,790円(執筆時)とかなり高額です。

複合配線で後からの取替ができない

一条工務店では情報コンセントを選択すると複合ケーブルで配線が行われます。

複合ケーブルとはTV用のケーブルや、ネット用のLANケーブルが一つにまとめられたケーブルで、LANケーブルを変えたくなっても交換ができません。

交換できないデメリット
  • LANケーブルが壊れた時に変えれない
  • 通信速度が時代遅れになっても変えれない
  • 使えない配線がずっと壁の中にある

家は何十年も住むものなので将来のことを考えた設計にする必要があります。

特にネット関係は速いスピードで進化しているので、将来LANケーブルを変えられないのは困りますよね。

せめて交換が可能なようにしておくべきでした。

LAN配管を施工しておくと後からLANケーブルのみを交換することができます。

家のネット配線はどうすれば良い?

僕は失敗してしまいましたが、これから新築する方はネット配線もよく気にしてください。

今回の失敗を活かすなら、家のネット配線はどうすれば良いかについて紹介します。

とにかく空配管を施工しておく

解決策はとにかく空配管を施工しておくです。

MEMO

空配管とは

後からケーブル類を通せるようにあらかじめ壁の中に通しておく配管です。

空配管にLANケーブルを通しておけば今後の規格変更にも対応することができ、LANケーブルに不具合があった場合にも容易に交換が可能です。

空配管のデメリット
  • 情報コンセントよりも費用が高い
  • 外壁部分に多用すると断熱材が削られる

空配管を通すのは極力外壁部分ではない壁がおすすめです。

有線ケーブルを諦める

進化しているのは有線のLANケーブルだけではありません。

今はメッシュWi-Fiを構築すれば家の隅々までWi-Fiの電波を行き渡せることができ、通信速度も有線には劣りますが十分高速です。

おそらくLANケーブルを直接機器に繋いで使っている人の方が少ないので、無線で十分と考える方はそもそもLANコンセントは不要です。

ベストは必要な箇所だけ空配管を施工する

僕がベストだと思うのは必要な箇所にだけ空配管を施工してもらうことです。

空配管のみであれば情報コンセントを設置するぐらいの金額で施工が可能。

LANコンセントは使わない可能性も高いので、必要性を感じれば自分で後からLANケーブルを通すのが良いと思いました。

最初から絶対に必要とわかっている場所は複合ケーブルが使われる情報コンセントではなく、LAN配管+LAN配線の組み合わせがおすすめです。

必要な箇所
  • メインのテレビ裏(今後4Kや8Kの動画配信が当たり前になるかも)
  • 書斎(テレワークでの会議は安定する有線がおすすめ)
  • 子供部屋(オンラインゲームをしたがる年になると有線接続が欲しくなる)

ネット配線は自力で考えるしかない

家の打ち合わせは決めることが多く、どうしても電気関係の仕様は疎かになってしまい後から後悔することが多いです。

僕も電気関係は打ち合わせ終盤ということもあり、割と適当に決めってしまったと感じています。

間取りも大事ですがネットや電気関係も後から変更するのが難しいです。

特にネット関係に関しては設計士さんも詳しくわかっていないことも多いので、自分で提案しないと今回の僕のようになります。

後から修理・交換が容易にできないのは結構致命的なのでよく検討するのがおすすめです。

失敗談

着手承諾後に空配管を追加した為変更手数料が掛かり、承諾前と比べると3倍近いお金を払うことになりました。

着手承諾後の変更は損するだけなので、承諾前にしっかりと検討するのがおすすめです。

よろしければ参考にしてください。

以上。「新築を検討中の方は気をつけて!家のLANケーブルで配線で失敗したこと」でした。

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