スマホの料金プランがかつてないほどに変わっていますが、その中心となっているのがコスパに優れた20GBのプランです。
自宅に光回線があれば十分すぎるレベルで快適に使える容量で、とにかくコスパが良いのが素晴らしい。
この記事では大手3社から発表された新プランを比較します。
割引や家族割が一切ないのでどれを選ぶかぜひ参考にしてください。
各社の新プラン提供開始日等まとめ
まずは最近発表された各社の新プランをまとめます。
プラン | データ | 最安料金(税込) | 提供開始日 |
ドコモ 5Gギガホプレミア | 無制限 | 4,928円 | 2021年4月1日 |
ドコモ ahamo | 20GB 5分以内国内通話無料 | 2,970円 | 2021年3月26日 |
SoftBank メリハリ無制限 | 無制限 | 4,928円 | 2021年3月 |
LINEMO | 20GB LINEは無制限 | 2,728円 | 2021年3月17日 |
Y!mobile シンプルS | 3GB | 1,628円 | 2021年2月 |
Y!mobile シンプルM | 10GB | 2,728円 | 2021年2月 |
Y!mobile シンプルL | 20GB | 3,608円 | 2021年2月 |
povo on au | 20GB | 2,728円 | 2021年3月23日 |
au 使い放題MAX 4G/5G | 無制限 | 4,928円 | 2021年3月 |
UQ mobile くりこしプランS | 3GB | 1,628円 | 2021年2月 |
UQ mobile くりこしプランM | 15GB | 2,728円 | 2021年2月 |
UQ mobile くりこしプランL | 25GB | 3,608円 | 2021年2月 |
各社の新プランの特徴はこれまで以上に料金がわかりやすくお得になっているということです。
各社しっかりと対抗しあっているので、どのキャリアが特別凄いという訳でも、劣っているという訳でもありません。
どのキャリアを選ぶかというより、しっかりと自分に合うプランを選ぶのが大切です。
現在はっきりとして提供開示日がわかっているのはSoftBankのLINEMOだけとなります。
ahamo・LINEMO・povoを比較
続いて大手キャリアから発表されたオンライン手続き専用の20GB新プランahamoとLINEMOとpovoを比較します。
ahamo | LINEMO | povo | |
料金(税込) | 2,970円 | 2,728円 | 2,728円 |
回線 | ドコモ | SoftBank | au |
データ量 | 20GB | 20GB LINEは無制限 | 20GB |
超過後 | 1Mbps | 1Mbps | 1Mbps |
追加データ | 1GBあたり550円 | 1GBあたり550円 | 1GBあたり550円 |
ネットワーク | 4G/5G | 4G/5G | 4G/5G |
割引 | なし | なし | なし |
申し込み | オンラインのみ | オンラインのみ LINEでの申し込み可 | オンラインのみ |
通話 | 国内通話5分無料 それ以降22円/30秒 | 国内通話5分無料 それ以降22円/30秒 | 22円/30秒 |
かけ放題 | プラス1,100円 | プラス550円で 5分以内無料 プラス1650円で かけ放題 | プラス550円で 5分以内無料 プラス1650円で かけ放題 |
回線品質 | ドコモと同じ | SoftBankと同じ | auと同じ |
海外 | 82の国と地域で別料金不要 | 別料金必要 | 確認中 |
eSIM | 対応 | 対応 | 対応 |
各社大きな違いはなく、共通しているのは20GBで5Gに対応し、安いということです。
どれを選んでも満足できそうなプランになっているので、乗り換えるなら自分が今まで使っていた回線のプランを選ぶのも良いと思います。
一応それぞれに強みがあるのでまとめます。
ahamoは海外に強い
- ドコモのオンライン専用プラン
- 多くの国で別料金不要で使える
- 5分間無料のオプションが付属されている
- 現時点では最も高額
ahamoは別料金不要で使える国々が多いのが特徴で、海外で利用する場合はahamoが強いです。
また、3つのプランで唯一プラン内に5分以内の無料通話が含まれているのも特徴。
これに関しては今後、他キャリアの後追いでオプション形式にする可能性もあると思います。
電話をしない方にとっては選ぶメリットは少ないです。

povoはトッピングが魅力
- auのオンライン専用プラン
- 豊富なオプションで自由にカスタマイズ可能
povoはトッピングと呼ばれるオプションを自由に組み合わせることができるのが魅力です。
アプリで簡単に付け加えをすることができるのと、トッピングの内容が魅力。
- 20GBとは別に200円で24時間使い放題(テザリング可能)
- 500円/月で5分以内通話無料
- 1,500円/月で通話かけ放題
auのpovoは5分以内の国内通話無料の特典をオプションにすることにより、他社と比べて500円安いです。(ソフトバンクのLINEMOも後から改定されました)
僕のように全く電話をせず、電話はLINEなどの無料通話を利用している場合はpovoがかなり魅力的に感じました。
オンラインで手続きをするのに慣れている方はpovoが一番魅力に感じると思います。

LINEMOはLINEとの連携が強い
- SoftBankのオンライン専用プラン
- LINEトーク、LINE通話(ビデオ通話も)はデータカウントなし
- LINEで申し込みが可能
- LINEクリエイターズスタンプを追加料金なしで利用可能
プランの内容に関しては、他のキャリアと似たり寄ったりですが、LINEMOはLINE関係の特典が強いです。
これは他のキャリアでは真似できないことなので、かなりの独自性があり、普段LINEを多く使っている方は魅力的だと思います。
LINEギガフリー対象サービスは公式サイトで公開されているので気になる方はチェクしてみてください。
僕自身もLINEでサービスの申し込みを行ったことがありますが、シンプルでわかりやすかったので、LINEMOの契約もかなり簡単に行われるのだと思います。
LINE通話がデータカウントされないのもポイントなので、外出先でLINE電話を多くする方はLINEMOがおすすめです。

ahamo・LINEMO・povoの通信速度
回線選びには通信速度も大切ですが、ahamo、LINEMO、povoは大手キャリアのオンライン専用プランということで、どれも通信速度は速かったです。
通信する場所によって多少差はあると思いますが、通信速度に関してはどれを選んでも失敗はしません。
実際に3つとも使ってみたので、通信速度をまとめると以下の通り。
回線 | 下り速度 | 上り速度 |
LINEモバイル 平日 12時ごろ測定 | 0.59Mbps | 7.12Mbps |
LINEMO 平日 15時ごろ測定 | 66.39Mbps | 5.84Mbps |
平日 12時ごろ測定 | 80.14Mbps | 17.26Mbps |
LINEMO 平日 12時ごろ測定 | 42.40Mbps | 0.39Mbps |
ahamo 平日 12時ごろ測定 | 30.53Mbps | 9.65Mbps |
povo 平日 12時ごろ測定 | 30.3Mbps | 4.85Mbps |
混雑する平日の昼に測定しましたが、3つのプランともに十分な通信速度が出ています。
混雑時にこれぐらいの速度が出ているのであれば、webサイトの閲覧や動画の視聴も快適です。
どれを選ぶのがおすすめ?
どれがおすすめかは使い方によると思いますが僕はauのpovoがおすすめです。
1日200円で無制限で使えるのがpovoをおすすめする理由。
また、無料通話は必要ないので、その分料金が安くなっているのも魅力的です。
使い方によるおすすめをまとめると以下の通りです!
- 海外利用することが多い→ahamo
- LINEを多く利用する→LINEMO
- それ以外→povo
また、オンライン専用プランが注目されがちですが、UQ mobileやY!mobileもかなりお得な料金プランに変更されています。
20GBも使わないという場合は低容量プランを担当するY!mobileやUQ mobileがおすすめなので、ぜひチェックしてみてください。
Y!mobileではiPhone 12とiPhone 12 miniを取り扱うことも発表されています。
以上。「どれを選ぶ?ahamoとLINEMOとpovoを比較」でした。
※ahamoはお申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。




