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抽選に外れること数回、遂にRICOH GR Ⅳが届きました。
正直、20万円近くするカメラを一切現物を見ることなく買うのはかなり勇気が必要でした。
梅田のヨドバシカメラですら展示がない状態だったので、買えたというより、本当にようやくお目に出来たという感じ。
マジでヨドバシレベルで展示すらないってどんなカメラなんだよ。
一眼カメラを持っているのにコンデジを購入した理由

そもそも僕はキヤノンの一眼カメラ『EOS R5 Mark Ⅱ』を持っている。
わざわざコンデジを買おうとは思っていなかったが、昨年から急に事情が変わった。
それが折りたたみiPhoneはカメラがしょぼくなるってこと。
別にどうでも良いとも言えるけど、ProにこだわってきたのはiPhoneで一番良いカメラを使いたかったからで、1番でなければ使う意味はない。
実際に発表されたiPhone Duoは蓋を開けると、iPhone 17よりもしょぼいカメラだったから、もうこれはiPhoneに代わるカメラが必要!!
というわけで、スーパーにもイオンにも持っていける完全にiPhoneの代わりになるサブカメラが急に欲しくなったのが、GR Ⅳを購入する決め手になったわけである。
コンデジの中でもGR Ⅳを選んだ理由

コンデジはスマホカメラの品質向上により絶滅危惧種になっているんだけど、その中でも尖ったコンデジは存在し続けている。
むしろ人気がありすぎなのか、生産台数が需要に全くあってないのかわからないけど、とにかく人気すぎてやばい。
特にGR Ⅳは発売から1年経過した今でも抽選販売で店舗にも展示すらない始末。ほんと人気すぎ。
で、GR Ⅳを選んだ理由は以下の通り。
- コンパクトなのにAPS-C
- 高級感のある外観
| 項目 | RICOH GR IVの仕様 |
|---|---|
| 撮像素子 | APS-Cサイズ相当・裏面照射型CMOS |
| 有効画素数 | 約2,574万画素 |
| レンズ | 18.3mm(35mm判換算約28mm) F2.8〜F16 5群7枚 |
| クロップ | 35mm・50mm相当 |
| ISO感度 | ISO 100〜204800 |
| 手ぶれ補正 | 撮像素子シフト方式・5軸補正 |
| AF・撮影距離 | 像面位相差+コントラスト検出 通常約10cm〜、マクロ約6〜15cm |
| シャッター速度 | 1/4000〜30秒、バルブ・タイム対応、2段分のNDフィルター内蔵 |
| 記録形式・媒体 | RAW(DNG・14bit)/JPEG、約53GB内蔵メモリー、microSD対応 |
| 液晶モニター | 3.0型・約103.7万ドット・タッチパネル |
| サイズ・重さ | 約109.4×61.1×32.7mm 約262g(バッテリー・カード含む) |
| バッテリー | DB-120 撮影可能枚数約250枚(CIPA準拠) |
理由は至ってシンプルだけどなんだかんだ言ってもカメラはセンサーサイズが全て。
APS-Cは入門向け一眼カメラによく採用されているセンサーサイズでフルサイズの一つ下のサイズのセンサー。つまりコンデジなのに一眼クオリティってこと。
デメリットはコンデジによくある光学ズームができないことだけど、ズームできない代わりに明るいレンズと大きいセンサーを搭載している。
しかも、5軸・最大6.0段分のボディ内手ぶれ補正まであって重量は262g(普通の一眼カメラはレンズ込みで1kg)。
そしてこのスペックを満たすコンデジはRICOH GRシリーズの独壇場になっている訳で、それは売れるよねって思う。
ズームできるより、この画角は最高に綺麗に撮れるぐらいじゃないとスマホで良いかってなる。
今も生き残っているにはちゃんとした理由があるってこと。
RICOH GR Ⅳのレビュー

というわけでレビューに移る。
外観はちゃんと良い
普通外観ぐらいは手に取って見てから買うのが当たり前だと思うが、展示機すら見たことがないのでマジでお初。
外観はちゃんと良くて安心。サイズ感も手に納まるって言葉に嘘がない印象で最高。

僕の目線からだと明らかにその辺のコンデジとは違うって感じさせてくれるのが良い。
流石にGR Ⅳと迷ったLeicaのカメラほどではないけど、十分満足感は得られたのでとりあえず一安心。

もしLeica D-LUX8がAPS-Cで焦点距離固定のレンズだったら絶対こっちが良い。GR Ⅳのスペックを見習って欲しい。
バッテリー周りは良くない
約20万円もするので当然ながらバッテリー充電器が付属しているのかと思ったらまさかの別売り。
しかも別売りの純正充電器がまさかの2連タイプでドン引き。値段も高いし。
カメラ本体にUSB-Cコネクタがあるので直接充電はできるが、コネクタを覆っているカバーが今にも剥げそうで触りたくない。そっとしておきたい。


そんなわけでバッテリー周りはあんま良くない。
画質は大満足
さすがAPS-Cセンサーというだけあって写りは最高。
iPhoneかそれ以外かは主に空気感を写せるかが大事なんだけど、GR Ⅳはしっかり空気感が写る。とりあえずiPhoneとの明確な違いがあるので安心した。
やっぱりどこまで言ってもセンサーサイズこそ正義。
あとGR Ⅳは撮って出しの評価が高いんだけど、本当にその通りだと思った。加工がなくても見たまんまに近い。
派手さはないかもしれないけど、どこか心が落ち着く写りがするのが最高に良かった。
以下、画像は全て撮って出し。

背景の自然なボケも良い。
もうiPhoneのやってます感のあるゴリゴリ加工には疲れてたのでちょうど良かった。

自然なボケ感最高。

空もiPhoneほどHDRは効いてないけど、これぐらいで良い。

暗いところもよく撮れてる。

ちょっと暗いけど、実際こんな感じ。

ノイズもないから編集で暗い部分持ち上げようと思えば持ち上がる。

透明感、空気感、解像感、自然なボケがしっかり一眼クオリティ。
このコンパクトさでこの画質の写真が撮れるなら大満足だし、そりゃ売れるわって思った。
iPhoneとの連携も良い
カメラは撮った写真をパソコンなりスマホに入れるのが面倒なんだけど、GR Ⅳは一度ペアリングしておけばアプリを開くと簡単に写真が取り込める。
アプリ開く、取り込みボタン押す、電源勝手に入って取り込み開始とこんな感じ。
いちいちペアリングし直す必要もないから、写真取り込みのめんどくささは十分許容できるレベル。
液晶モニターの画質はイマイチ
GR Ⅳは3.0型・約103.7万ドット・タッチパネル対応の液晶モニターを搭載しているんだけど、これは画質が悪い。
このモニターを見て写真を撮るとiPhoneで撮る方が綺麗じゃんって思ってしまうレベルで画質が悪い。
でも、iPhoneに取り込むとちゃんと綺麗だから安心して良い。でも、まぁ価格を考えると、俺写真上手くねって思えるぐらいの液晶モニターを搭載してほしかった。
操作系はコンパクトながら十分
電子ダイヤルが2つと露出補正ボタンがあるのでコンデジながらマニュアルモードでの撮影も十分可能。
もう少しダイヤルが固いと良かったが、この感じ方は個人差だろう。
一眼カメラを使っている身からしても、コンデジとしては十分撮影を楽しめる操作系である。
レンズは繰り出すが高速なので快適
電源ボタンを入れるとレンズがわずかに繰り出すが、評判通りすぐに撮影に移行可能。
約0.6秒の高速起動。スナップシューターの名に恥じない機動性はかなり良い。
AFはちょっと遅いけど多分キヤノンが早すぎるだけ
AFは比較対象がROS R5 Mark Ⅱだから遅く感じてしまうが、ストレスではないから普通に早いと思う。
ちょっと迷ったりすることもあるかなと思うが、キヤノンの50万円、1kg級のカメラと比べたら流石に酷だよね。
普通に使う分で不満を感じることはないから安心して良い。
常に持ち出せる最高のカメラ

一通り使ってみましたがこれなら常に持ち歩ける軽さ、取り回しの良さで、画質も思った以上に良かった。
改善できない不満は背面液晶モニターの画質の悪さぐらい。
ずっと憧れていたロープタイプのカメラストラップとの相性も最高で、iPhoneのカメラへの欲を完全に断ち切ることができた。
設定やカスタマイズ性も十分に細かく、サブカメラとしてここまでのカメラは他にないだろうと思う。
スマホ画質に飽きた方や、一眼は重くて持ち歩けないと思う方はぜひ一度検討するのをお勧めするカメラだ。